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中学校制服の負担感軽減策 早期に実現を!
第38号 / 発行年月 2020年10月発行 / 発行者 大野城市議会議員 松田みゆき

9月定例会の一般質問では3名の議員が中学生の制服について取り上げました。

筑紫地区も選択制標準服が広がっています。大野城市も早期実現を求めます。


中学校制服の選択制標準服導入に向けた考えは
経済的負担軽減・性の多様性に対応求む防寒対策の上着の校則見直し検討へ

昨年6月の定例会一般質問で近隣市の動向や生徒・保護者からの要望等を踏まえながら校長会とも相談した上で調査研究したいとの答弁でした。

その後の動きとして本年6月に生徒を対象としたアンケートが実施されました。その結果、中学校の制服が男子用・女子用に分かれていることについて77%の生徒が分けられていることはよいと思うと回答する一方で、23%の生徒が分けられていることはよくないと思うと答えていることがわかりました。男女別に分かれている制服について否定的な意見を持つ生徒が一定数いることがわかります。私は、市内5校の中学校制服を統一することでコストダウンが図られ保護者の経済的負担軽減につながると考えます。

さらにスカート、ズボン等選択が可能になることで性の多様性への配慮はもちろん、機能性の向上も期待できます。学生服大手メーカーによると、女子生徒用ズボンは1990年後半から寒冷地を中心に採用が増加しており、2016年~2018年度に新調した全国の中学校のうち42%がズボンを導入した事実から多様な選択肢が制服着用の快適性にもつながっていることがうかがえます。教育委員会による5校一斉に制服検討委員会の設置と早期の対応を求めました。

その他、制服等の支払いは現金の一括払いが現状の為、分割が可能なクレジットカード決済の導入や商工会の商品券による支払いが可能であることの周知を要望しました。

〇必要な校則は何か

日本の教育現場では、公立・私立問わず、学校ごとに定めているのが一般的です。中学校の校則は、服装や髪型など、学校内外の過ごし方についてなど様々なルールが設けられています。

文科省の通知によると、児童・生徒が健全な学校生活を営み、よりよく成長していくための一つの決まりと定義されています。不条理で必要のない校則をブラック校則というようですが、今現在でブラック校則を改善しようとする動きが出てきています。

市内の中学校で肌着の色や靴下の色、長さを指定する学校が見受けられます。その根拠として不必要に華美にならないこと、保護者の経済的負担を減らすことを考慮していると回答を受けました。靴下の長さは極端に短いものや長いものなど生徒指導上好ましくない変化につながることが多いためルールとして定めてきた経緯があり、長さの指定は必要であるとの答弁でした。長さの指定することで生徒指導上好ましくない変化は改善されたのでしょうか。今後も校則について注視していきます。

校則の点検・見直しは各校定期的に行われていますが、市の教育委員会は把握・点検をしていないことがわかりました。福岡県教育委員会では県立高校に対し3年毎に校則に関する調査を実施しています。本市としても課題の整理や校則の方向性についての検討が必要だと考えます。

靴下に長さの指定は必要? 


9月議会補正予算

一般会計補正額 4億731万2千円

 新型コロナウイルス感染症の影響により、各種事業が延期や中止になり事業が減額されました。

◆市有林維持管理費減額

補正予算額 ▲4619万4千円

 木材売却価格が下落していることから、当面の間、市有林の伐採・売却を取りやめたことによる委託料の減額。

◆学校給食費

補正予算額 477万円

 学校の臨時休業により、給食を休止したことから、学校給食事業者への支援として補助金を追加するもの。

◆庁舎維持管理費減額

補正予算額 ▲3億3203万9千円

 市庁舎増築工事に関する事業を減額。西駐車場等の整備工事を追加するなど事業費の組み換えを行うもの。

◆救急医療施設等運営委託関係費

補正予算額 86万9千円

 新型コロナウイルス感染症のPCR検査センターを設置している筑紫医師会に対し、受診者の自己負担額相当額の補助金を追加するもの。

令和元年度決算概要

 360億5573万円(前年度比0.5%減)歳出総額353億2517万円(前年度比0.5%減)差引額7億3055万円でした。実質収支額は5億9362万円で4億4362万円を財政調整基金に積み立てられます。

 財政構造の弾力性を表す指標に経常収支比率があります。この比率が高いほど新たな行政サービスを行う余裕がないことになります。令和元年度は、前年度比2.5ポイント増の89.8%になりました。筑紫地区4市の平均より下回っていますが、一般的に適正と言われる80%未満を越えており、経常収支比率の高止まりが続いています。

 令和元年度の義務的経費(人件費、扶助費、公債費の合計)は約170億8800万円で、全決算に占める割合は48・4%で前年度比2.7%増加しました。令和元年度の基金は133億7261万円、市債残高は219万1177万円です。市債残高に占める臨時財政対策債は46.9%と約半分になっています。



厚生労働省のホームページに高齢者本人や、家族、支援者等の方々に対して居宅においても健康をいじするため、安心して通いの場の活動を再開するために必要な情報が配信されています。

サイト名:地域がいきいき集まろう通いの場

URL:https://kayoinoba.mhlw.go.jp

内容:
・記事(高齢者が居宅で健康を維持するための情報、厚生労働省からのお知らせ等)
・感染予防や健康維持のための情報発信動画※秋頃公開予定 など

 

~松田みゆきプロフィール~

1976年5月30日春日市生まれ
福岡県立春日高等学校卒業(15期生 現在 同窓会副会長)陸上部高跳び
中村学園短期大学食物栄養科卒業(40期生幹事)
2011年大野城市議会議員 初当選
福祉文教委員会(~2013年)
住居表示審議会(~2013年)
2013年都市環境委員会(2015年)
広報委員会(~2015年)
2015年大野城市議会議員2期目当選
総務企画委員会副委員長
決算特別委員長
2017年~ 福祉文教委員会委員長
議会運営委員会副委員長
広報委員会委員
土地開発公社理事
2019年4月市議会議員3期目当選
総務企画委員会委員長
議会運営委員会副委員長
土地開発公社理事

資格:管理栄養士・調理師・防災士・要約筆記者
月の浦小学校読み聞かせボランティア


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