女性の目線で、母の視点で、大野城市をより住みよいまちへ
第33号 / 発行年月 2019年7月発行 / 発行者 大野城市議会議員 松田みゆき
消費税増税対策プレミアム付商品券は有効か
対象は低所得者及び子育て世帯（0～2歳児）
販売額2万円に対し、券額面２万５千円
プレミアム付商品券事業とは、消費税・地方消費税率の10％への引上げが低所得者・子育て世帯（0～2歳児）の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起・下支えすることを目的として、プレミアム付商品券の販売を行う市区町村に対し、実施に必要な経費を国が全額補助するものです。
割引率は20％、使用可能期間は10月から半年間となっており、商品券の購入上限は２万円（額面２万５千円）で、5冊までとなっています。1冊から購入が可能です。
８月初旬から住民税非課税者へ引換券交付申請の交付及び引換券申請書の受付が開始されます。９月中旬に住民税非課税者及び３歳未満世帯へ引換券が送付されます。
この事業には国の31年度予算で１７２３億円組まれており、本市でも補正予算額４億８０４７万円が補正、可決されました。
消費税が５％から８％にあがったことにより、平成26年度、27年度の2回実施された子育て世帯臨時特例給付金の対象は児童手当の対象となる児童（0歳児～中学修了まで）でした。
今回は対象者が大幅に縮小され、方法も給付金から商品券の購入と変更になっています。前回の福祉給付申請率が91.6％に対し、今回は非常に申請率が低いのではないかと危惧しています。
高齢者肺炎球菌予防接種事業
予防接種法施行令の改正に伴い、高齢者を対象とした肺炎球菌予防接種の現行制度が5年間延長されました。増加が見込まれる予防接種の委託料を追加するものです。補正予算額（２７１万３千円）
広報・議会報印刷事業
広報印刷業務及び議会報印刷業務において、受注業者が業務を履行することが困難となり、新たに契約を終結する事態になりました。また、紙の価格などが高騰しており、予算に不足が見込まれることから費用を追加するものです。
補正予算額（１２２８万8千円）
幼児教育・保育の無償化事業
10月から幼稚園、保育所、認定こども園等（地域型保育、企業主導型保育事業等を含む）を利用する３～５歳までの全ての子どもたちの利用料が無償化されます。
ただし、幼稚園・認可外保育施設等は、月額上限がある施設もあり、注意が必要です。
また、０～２歳児までの子どもたちについては住民税非課税世帯を対象として利用料が無償化されます。
今回の補正は無償化に伴う準備などに係る事務費を追加するものです。補正予算額（１３６９万円）
胃内視鏡検査の受診見込み上回る
検査の市内対象者（50歳以上かつ偶数年齢）は約2万人です。受診の当初見込み５８０人に対し、１０００人とし増額補正（４９６万６千円）されました。
この検査は、バリウムではわからなかったものが倍近くの方に、病気の原因が見つかっている状況であり、来年再来年と続けていくに従って、より大きな効果が上がることが期待されます。
決意を新たに3期目始動！
唯一の子育て現役議員として2期8年、女性の目線で、母の視点で活動して参りました。これまでも、これからもひたむきに前向きに活動して参ります。
5月の臨時議会で総務企画委員長を拝命しました。
また、2期目に続き、議会の運営に携わる議会運営委員会副委員長に拝命し、3期目の責任の重さを改めて感じています。6月定例会では「市民に開かれた議会をつくる調査特別委員会」、「交通ネットワークとまちづくりを考える調査特別委員会」の２つの特別委員会が設置されました。
4月の統一地方選挙において本市の投票率は県内でも最低レベルの39・5％でした。より身近な議会のあり方について取り組んで参ります。
牛頸公民館多目的広場完成記念式典に参加
福岡県中部十市議会議長会研修会が10月29日、市内にある福岡県市町村職員研修所にて開催されました。今回、大野城市議会が主催となり、議員全員で会場準備等を行いました。大津市議会局次長の清水克士氏をお招きし、議会BCP（大規模地震などの非常時に行うべき議会や議員の役割、行動方針などを定めた業務継続計画）について講演いただきました。
善一田古墳公園オープンイベントに参加
4月27日乙金東１丁目に完成した善一田古墳公園オープンイベントに参加しました。石室が公開され実際に中に入ることができました。遺跡解説や古代衣装を身にまとい記念撮影を楽しむ家族連れも見受けられました。
参議院福岡選挙区春田くみこさんを公認決定
国民民主党は、参議院議員福岡選挙区に春田くみこさんを公認することを決定しました。
裁判官として多くの苦しみや思い、弁護士として当事者とともに悩み、向き合った数々の事件。そうした司法の現場で見聞きし、積み重ねてきた経験を新しい政治・仕組みづくりに活かすことができると確信しています。
